1948-11-16 第3回国会 衆議院 水産委員会 第5号
そういう観点から見て、私はこういうものがはたして運用の面においてうまく行くかどうかということを非常に疑いを持つものでありますが、今後この食糧、飼料、肥料、工業用の原料というものを十二分に確保して、そうして國民生活の安定をさせるという上においては、この第一條の目的に、國民食生活の安定とか、あるいは確保とかいうことを強く織り込んで、そうして國民に安心感を與えられなかつたならば、ただ單に組合の組合ということだけでは
そういう観点から見て、私はこういうものがはたして運用の面においてうまく行くかどうかということを非常に疑いを持つものでありますが、今後この食糧、飼料、肥料、工業用の原料というものを十二分に確保して、そうして國民生活の安定をさせるという上においては、この第一條の目的に、國民食生活の安定とか、あるいは確保とかいうことを強く織り込んで、そうして國民に安心感を與えられなかつたならば、ただ單に組合の組合ということだけでは
以上の修正案並びに修正部分を除いた原案に対しまして、まず民主自由党を代表して岩本委員より、修正案及び原案をもつてしては、一、割当量不適当なる場合の異議の申立條項が弱い、二、農産物價格決定権に関する條項がない、三、裏づけ物資の供給が確保されない、四、依然食管法、食糧緊急措置令に縛られていることなどの理由より、國民食生活の安定、農業生産の増大には役立たぬものと認め、本案に反対する旨の意見が表明せられました
而してこのことは我が國農業経営の改善、即ち有畜営農方式によつて経営の多角化を図ると共に、その合理を目的としておるのでありますが、同時に又國民食生活の改善や、乳幼兒、病弱者の必需食糧確保の見地からも強く要請されておることは勿論であります。本法案はこの重要な畜産振興について、その根幹をなすところの種蓄の確保を目的とした法案であります。
畜産興興の必要性は、單に農業経営の見地のみならず、國民食生活の改善や乳幼兒、病弱者の必要品確保の見地からも強く叫ばれているのであります。
畜産振興の必要性は、單に農業経営の見地のみならず、國民食生活の改善や乳幼兒、病弱者の必需品確保の見地からも強く叫ばれているのであります。
國民食生活を解決する上におきましては、量的度合におきましては、幾分違うと私は思います。主食という點におきましては同等に見なければならぬと思いますが、現實の國民生活の食生活の量的解決の問題としては、私は度合が違うのではないかと考えております。
この方針の下に集出荷配給機構を整備強化して、六月には生鮮魚介類の配給統制要綱を、又引続いて水産加工品の配給統制要綱を発表いたされ、大いに流通秩序を確立して、國民食生活の安定を図る旨を天下に声明せられたのであります。
又國立栄養研究所の予算中、玄米食の実驗研究に幾何を使用しおるか、又その研究進捗の程度如何との質疑に対し、特に玄米食研究に使用する予算は区分計上なきも、國民食生活の栄養に関する研究経費の中に当然包含せられておる。又米に関する研究は、國立栄養研究所報告、第一巻第一号以來、発表せられておるところであつて、その結論は栄養上、玄米は七分搗米に比し劣るとのことである。
若しマル公撤廃の実現が見られました暁は、人生意氣に感ずべしの意気組みを以て、國民食生活打開のために、血の氣の多い漁師諸君が必ずや立ち上がることを信じて疑わないのであります。
油脂原料、だいず、油脂、油粕等の油糧は、脂肪及び蛋白食糧といたしまして、國民食生活の確保及び改善の問題に直接のつながりを有し、民生安定上緊要不可快の物資であると同時に、工業用といたしまして、ほとんどすべての産業部門にその主原料あるいは副資材として需要せられ、その産業活動の死命を制する重要物資なのであります。
この際、私は他の政策をことごとく犠牲にして、農山漁村政策を強行することが、國民食生活を安定し、このことによつてのみ、小工業の発達、経済体制の確立、インフレの防止も民生の安定も、望み得られものと信ずるのであります。 議場の諸君、われわれが主張することの重農社会政策に対して、御賛同あらんことを望むものであります。